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地域ポータルサイトの本音

地域ポータルサイト事業の成否について

地域ポータルサイトの事業の成否についての率直な感覚値は下記の図のようなものです。
大雑把にお伝えすると、お申込み頂いた方の中で地域ポータルサイト運営をそれなりに軌道に乗せ、どのような形でも利益をあげつつ運営できるようになる方(会社)はお申込者全体の20%程度となります。 こうした運営を軌道に乗せる方がいらっしゃる反面30%程度の方(3人に1人)は、地域ポータルサイト運営を初めてみたものの、なかなか軌道に乗らずにおおよそ1年~1年半程度の間にサイトを閉鎖もしくは休止するという状況も発生しています。 それ以外の方は、利益を上げるまで行かないがそれなりに低い均衡点で運営できている方、もしくは他に本業を持っており、サイトの損益を度外視して運営を続けている方となり、そういった方が全体の約半数を占めることとなっています。

つまり自分の暮らす場所で地域の情報サイトを運営して暮らしていく、確かに夢のような仕事であると(私は)思っていますが、いかに事業としての成立が難しい事業であるかお分かり頂けると思います。

10%:順調 地域ポータルを収益事業として成立させる
10%:それなりに 地域ポータルをドアノックツールとして活用し、ポータル以外のHP作成やイベントなど関連事業で収益を上げる
10%:まあ一応 70~80件程度の有償参加店舗を保有して、1,2名のスタッフの人件費をギリギリ賄い、お小遣い程度の収益
40%:なんとなく 30~60件程度の有償参加店舗があり、なんとなく継続
本業の付加価値として運営しており、収益化を目的とせず
30%:失敗 10%:営業を開始するものの10数件で止まってしまい1年~1年半で閉鎖
20%:知り合いのお店数件だけで正式OPENにたどり付けず

ただこれも冷静になって考え見ると当たり前なのですが、OPENしたばかりの「地域情報サイト」は、参加店舗ゼロ、閲覧者ゼロ、知名度ゼロの3ゼロからのスタートです。 誰も集まらず広告効果が何も無いにも関わらず、「店舗さんに有償で広告をしてください」というのはそもそも存在しない広告効果を有償で売っていることに他ならず、知り合いの店舗や日ごろお付き合いのある店舗さんが (損を覚悟で)協力してくれることはあっても、冷静な(それも商売熱心な)店舗さんがお金を払ってまで参加しないと判断するのは当然と言えば当然と考えられます。

ただそうなると、今成立している地域情報サイトはネット創世記に早くから始めた、たまたま営業に成功したという「奇跡の産物」であって、ネットでの情報が溢れ、 そのサービスが無料化しつつある現在では、小さな会社や個人が地域ポータルサイトを立ち上げ事業を軌道に乗せることは基本的に不可能ということになってしまいます。 これは即ちそのシステムを提供している弊社も同様に存在意義が薄くなってしまうということになってしまいます。

10年経って弊社が考え出した答えは・・・

多くの人が集まりサイトに広告効果がなければ、有償のプランは成立しません。 ただ現実としては立ち上げるポータルサイトは、参加店舗ゼロ、閲覧者ゼロ、知名度ゼロからのスタートです。そこで通常思いつくのが、

1)無償で店舗を集める
2)記事やブログでまず閲覧者を増やす
3)フリーペーパー発行会社と提携し店舗の情報や記事をもらう


などです。とにかくサイトの媒体としての効果を高めようと試みます。
1)2)は(収入がないので)長い赤字運営期間を伴い、3)はうまく行く場合もありますが、(一見してカッコいいサイトができるものの)媒体としての情報の独自性は低く、 結果いつまでも人が集まらない状況が生じがちです。 ただそれより何より、「知名度がゼロ」ですのでどんなにページを作成しようとも、直接サイトに訪れる方はほぼいないと思って間違いありません。 ということは結果的に作成したページが検索エンジンにインデックスされユーザーがサイトに来てくれる道筋を作る必要があります。 ただ色々な手法を使ったとしても、上位に表示されるようになるには、やはりとても長い期間を経なければなりません。 つまり地域情報サイトが媒体効果を得るようになるには、「絶対的に長い暗黒期間」を過ごさなければならないのです。 そしてそれは多くの場合に赤字やキャッシュの流出を伴う、先の見えない非常につらい期間となります。 かつこの「暗黒期間」の存在は、純然たる事実として必ず存在し、回避する術がありません。

そこで弊社が出した答えは・・・、

弊社はここ10年、サイトの立ち上げ時にとても苦労する運営者様を度々見てきました。
そこで出した新しい答えというかアプローチは、そうであったら「無理に最初からサイトに媒体効果を作ろうとしない」というものです。

そして地域ポータルサイトの立上げ障壁である「暗黒期間」を乗り切るために考え出したのが、(地域ポータルサイトと連結する) スマートフォンアプリ「JOYIN(ジョイン)」となります。
※JOYINの詳細についてはこちらをご覧ください。

「JOYIN」は店舗とそのお店の常連客さんとのコミュニケーションツールです。
従来のように最初からお店にポータルサイトへの(有償)広告掲載の営業をするのではなく、お店の集客に役立つ「販促ツール」として「JOYIN」の採用提案を行い、その販促ツールを使うために、 結果として(情報参照元として)ポータルサイトに店舗情報が掲載されている、というポータルサイトのあり方を提案しています。
即ちポータルサイトありきで事業を立ち上げるのではなく、お店の方に使っていただけるスマホアプリ(=販促ツール)の提供から始めて、その結果二次的にポータルサイトが出来上がる、という考え方です。
こうすることによりサイト立上げ当初に「存在しない広告効果を売る」営業から脱皮して、まずは目に見える(新しい)仕組みを販売することから始めることができ、立上げに失敗するリスクを少しは抑えることができるようになるのではないか、と考えています。

10年経過しても、弊社はそれぞれの地域に「(民間が主体で運営する)地域の生活情報サイト」は絶対に必要だと考えております。 地域に住む人が運営し、その中で(民間ベースの)いきいきとした地元の情報が流通している。そしてその情報が日本全国で共有される。とっても最高じゃないですか。
今まで10年は各地で単体サイトの立上げを進めてきました。これから10年はみんなの共通のツールとしてスマホアプリ「JOYIN」を使いながら、各地のポータルが一つにつながっていく、そんな展開にチャレンジしていきたいと考えてます。


地域ポータルサイトシステム「AreaCamp」のご案内
スマートフォンアプリ「JOYIN」のご案内

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